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現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
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2019年04月10日 (水) | 編集 |
先週の金曜日、妻と東中野で観劇をしてきました。

妻が新聞の懸賞でペアチケット(8,000円相当)を当ててしまったからです。

夜の7時からだったので、5時に東中野駅で落ち合って、先ずはJR沿線の桜並木を愛でながら散策的なお花見を…。
今年も何とかお花見が出来て良かったー。

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「ギンザ通り」と言うちょっと昭和チックな商店街をひやかした後、シアター近くの中華料理店で夕食を頂きました。

他に食堂が全くなかったので仕方なく入ったのですが大当たり!

とても美味しいお店でした。

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今回観劇をした劇場は「レパートリーシアターKAZE」と言う所で「東京演劇集団風」の自前の劇場とのこと。

劇場は60人くらいで一杯になる小劇場ですが、一つの劇団が自前の劇場を持ち、それを維持して今に至る迄には大変な苦労があったことは想像に難くありません。

20190405_174634.jpg

私達もアンプスと言う学校を立ち上げてもうすぐ9年になるのでよーく分かります。

演目は「コーカサスの白墨の輪」と言うドイツの戯曲で3時間の大作。

役者さん達の熱演と独特の世界観に圧倒され、とても楽しめました。

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恐らく役者業だけでは食べていけない中で、それでも演劇が好きで、大変な中で練習をして集客もして衣装も作って今回の五日間の公演に臨むに至ったのでしょう。

アニメーターや漫画家、イラストレーターもそうですが、役者やシンガー、ダンサーや物造り(人形、陶器、アクセサリー、etc)の職人さんたち、いわゆる表現者、創作者と呼ばれる人達は皆それが好きだからその道を選んだのです。

若者がそのような道に進もうとすると一般的な常識を持った親は大抵反対します。

私も両親には大反対されました。

それが愛ゆえのものだと言うことは分かっています。

子供には苦労させたくない、無難な道を歩んで欲しいと願う親心を誰が否定できるでしょうか。

しかし、苦労もない無難な人生にやりがいや醍醐味があるでしょうか。

そんな人が主人公のドラマを誰が観たいと思うでしょうか。

公務員になることが一番幸せだと、信じて疑わない人もいます。

職業選択の先ず第一の基準が「安定」だからです。

表現者の道には暫くの間、安定はありませんが、やりがいがあります。

やがて一流の表現者になれば安定と言うご褒美がちゃんともたらされます。

そんな人生にはドラマがあり、醍醐味があります。

そう言えば「県庁の星」はまさにそれがテーマの映画でした。

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と言うことで、自身の人生と役者さん達の人生をついつい重ねてしまい、つらつらと語ってしまいましたが、間もなく入学してくる学生達もまた私と同じく、表現者の道を選んでしまった「馬鹿者」達です。

彼ら彼女らが少々の困難や雑音に惑わされる事なく初志貫徹できるよう、精一杯の指導と励ましをしていくのみです。

と言うことで、今日オリエンテーションで私が新入生に贈った言葉は「初志貫徹」。

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