現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
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2017年11月09日 (木) | 編集 |
ちょっとさかのぼった話からしなければなりません。

今年の春に、恐竜を主人公にした劇場アニメの原画のお仕事を80カットほど請けました。

かなり苦労して第一原画(レイアウト&ラフ原画)を終えて、その後、第二原画を5カットやった時点で、余りの大変さに他の仕事との両立が物理的にも精神的にも不可能と判断したので引き揚げて貰いました。

いわゆる二原撒きをお願いしたと言うことです。

制作進行のEさんには大変にご迷惑をかけてしまいました。

やった分のギャラはとうに振り込んで頂き、この件は私にとって過去の出来事になっていたのです。

ところがつい先日、その会社のHさんと言う人から電話があり、その恐竜アニメの原画状況を聞かれたのです。

ビックリしましたが経緯を説明して手持ちのカットは全くない旨を説明しました。

事情を聞いてみると、制作のEさんが倒れて出社出来なくなった為、原画を依頼した全ての人に状況を確認しているとのことでした。

そっかー、なるほどね。

Eさんは、かれこれ4年くらい前からお世話になってきた人で本当に良くしてくれていた人でした。

新人が入ってもすぐに辞めてしまったりで、かなり苦労していたのは知っていましたが、身心ともに無理が祟ったのかも知れません。

私のわがままも一因かも知れないので申し訳ない気持ちになります。

病状は教えて貰えませんでしたが、ただただEさんの回復を祈るのみです。

アニメ業界の闇は深く、その闇に飲み込まれて体を壊したり、心を病んだり、生活が破綻したりで志半ばにして去って行った人達を数多く見てきました。

幸いに私は、それなりの収入を得られ、好きな仕事を楽しくやらせていただいています。

本当にありがたいことだと思っています。

先日、妻が何かの本で読んだ事を偉そうに語っていましたが、「不安」の反対語は「安心」かと思いきや、なんと「感謝」なんだそうです。

そもそも不安とは何なのかを考えてみました。

私なりの結論で言えば、失うことに対する怖れだと思います。

愛する人や、健康、お金、地位や名誉を失うことは、そりゃあ怖い事ですよね。

そんな怖れを抱いて不安になったとき、怖れていることに心をフォーカスさせてしまうと、まさにその怖れていることが現実に引き寄せられてしまいます。

不安になったときは、今、自分に与えられていることに、ただ感謝していけばいい。

そうすれば更に感謝したくなるような現実が引き寄せられてくることを私は何度も体験しています。

この宇宙には「引き寄せの法則」と言うものがあって、その法則をうまく活用すれば豊かな人生を実現出来るものと私は信じています。

「引き寄せの法則」「思考は現実化する」と言う説を論拠としているのですが、これが厄介なもので「お金が欲しい」と強く思えば思うほど、お金は逃げていきます。

何故かと言うと、お金が欲しいと言う思いの根底には、今、お金がないと言うことへの不満が渦巻いているからです。

つまり潜在意識を占めているのは「お金がない」という強い思い(不満)であって、その思いが現実化すれば、いつまでも貧乏という結果になるのです。

豊かになりたいとか健康になりたいとか思うならば、今、恵まれている部分に対する感謝の念を持つとともに、あたかも豊かになった自分、健康になった自分をそれが現実であるかのごとくイメージすればいいのです。

これを翻ってアニメ業界に当てはめてみましょう。

アニメ業界の闇を作っているのはテレビ局でも広告代理店でも製作委員会でもなく、業界人の心の中に渦巻く「アニメは稼げない」「アニメは辛い」「アニメ業界はいつまでたっても良くならない」と言う強烈な思い(不満)であり、そのような現実をもたらしている何かに対する怨念なのだと思います。

何か(誰か)のせいにしている限り問題は根本的には解決しません。

むしろ100%自己責任と決めてしまえばいいのです。

そんな考え方とか、やってることが正しいかどうかを、時に宇宙はウィットに富んだやり方で評価してくれます。

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今夜の夕食のたまごを割ったら二子の黄身が、「OKだよ」と言わんばかりに○を二つくれました。
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