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現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
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2015年02月21日 (土) | 編集 |
私が監督をした単発作品(昨年12月に納品)のクライアント様からご招待を受けて昨日、昼過ぎから、アンプス社長のN氏とともに熱海に行って来ました。

新幹線のチケットまで送って頂いての小旅行です。
東京から熱海までの45分間、日頃の満員電車とは全く違い、車窓を流れる景色に癒されながらの優雅な移動を楽しませて頂きました。

熱海ではMOA美術館で「尾形光琳300年忌記念、光琳アート、光琳と現代美術」展を鑑賞させていただいた後、お食事の接待を受けて来ました。

尾形光琳は江戸時代初期の絵師ですがその系譜を受け継ぎ、大胆でデザイン的な手法を用いた作家たちを括って琳派と言うそうです。
その源流は桃山時代まで遡るそうで、尾形光琳はそれを発展させた一人なんだそうです。

尾形光琳と言えば最も有名な作品はこれ。「紅白梅図屏風」

紅白梅図屏風

リアルで静的な紅梅と白梅、その間を流れるデザイン的で動的な川のマッチングが見事で素晴らしい作品です。
まさに天才の成せる技としか言いようがありません。

しかし、尾形光琳が画業を生業にしたきっかけは、家業が傾いて経済的に困窮したからだったそうです。
このような成り行きもまた、大きな目で見れば必然なのでしょう。

才能というものはあらゆる手立てを使って芽吹き、開花しようとするもののようです。
最も一般的な方法は宿主にワクワク感を抱かせて努力や取り組みを促すこと。
そしていい師匠や仲間、ライバルとの出会いをセッティングすること。
更には尾形光琳がそうだったように、その道に進まざるを得ないような状況や環境を作り上げることのようです。
偉業を成し遂げた使命の人たちの人生は、必然を内包した偶然を積み重ねているものです。

今現在、活躍中の作家の中にも琳派と言われる人がおり、それらの作家の作品も数多く展示されていました。
特に驚いたのは会田誠。
氏の作品は3点展示されていましたが、これは「群娘図(ぐんじょうず)」と言う作品の半分くらいです。

群娘図

女子高生をモチーフにすることが多く、結構エロティックな作品も多いこの人もまた琳派だったとは!
この人は「会田誠展、天才でごめんなさい」を開催しているだけあって、まさに自他共に認める天才なのです。

圧倒的才能の結晶の数々を堪能させて頂き、とても有意義な時間でした。

観賞後の食事会では美味しい和食のコースと日本酒を堪能させて頂き、ほろ酔い気分で東京に戻りました。

熱海駅

食事の席で、私が「妖怪ウォッチ」をの原画を描いている話をしたら、先方のお子様たちが大ファンだとのことで話が大いに盛り上がりました。
「妖怪ウォッチ」効果、恐るべし。
と言うことで今日、ささやかなお礼のつもりで3枚色紙を描いて送りました。

色紙妖怪




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