現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2015年04月30日 (木) | 編集 |
絵コンテは貰ってるのですが、打ち合わせが明後日の夕方という仕事があります。
他にも仕事は4つあるのですが、全てレイアウトとラフ原画チェックの戻り待ち状態です。

しょうがないので、打ち合わせを待たずしてレイアウト作業に入りました。
キャラや美術(背景)の設定も揃っていないのでざっくりとしかできませんが、まあ、土台作りにはなるかな。

チェックの戻り待ちの仕事の中には、もう3ヶ月も戻ってこないものがあります。
アニメーターにとって一番困るのは、幾つもの作品が一気に戻ってきて、しかもアップ日が重なること。
私の場合、ここ1年くらいは奇跡的にそう言うことがなく上手く回っているのでラッキーです。

とは言っても、上手く回っているのは、毎日12時間は働いていてこそ。

時々ニュースになる過労死の被害者がこれだけ働かされていたという時間を見る限りにおいては、私の方がはるかに働いていますが、辛さは感じません。
好きな仕事なのでストレス度が違うのでしょうね。
ありがたいことです。

アニメーターよりも講師業の方がストレス度は高くなりますが、若い青年たちからエネルギーを貰えるという点で、プラマイゼロ、むしろプラ、といったところでしょうか。

かろう

ちなみに、法定労働時間(一日8時間、一ヶ月40時間)を基準にした場合、私の時間外労働は上の表で言えば、一番上の160時間以上になります。
ただアニメーターとしては個人事業主なので労災認定とかは関係ないんですけどね。

ここで一首。

労働は 生きてる証(あかし) 今日もまた
勇み励もう 明るく元気に




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2015年04月29日 (水) | 編集 |
今日は「昭和の日」。

昭和生まれの自分としては、祝福する為にも休まないわけにはいきません。
久しぶりの休みを取って妻と一日、出かけてきました。

まず、吉祥寺の「吉祥寺オデヲン」で映画「クレヨンしんちゃん:オラの引越し物語」を観てきました。

しんちゃん

大いに泣き大いに笑ってきました。

実は吉祥寺で電車を降りる際に網棚にリュックを忘れて来てしまっていたので、映画終了後、四谷駅に取りに行く羽目になりましたが、まあ戻ってきて良かったです。

その後、阿佐ヶ谷で昼食。

パールセンターの路地を入ったところにある「松下雄二屋」という個人宅のような店名のパスタ・イタリア料理店で、私は「春キャベツと厚切りベーコンのアラビアータ」妻は「うにスパ」を頂いてきました。

松下スパ

入れ替わりの激しい商店街の、しかも路地裏で13年間もがんばってきたお店だけあって、とても美味しかったです。

その後、以前から一度は行ってみたいと思っていた阿佐ヶ谷と高円寺の間にあるアニメストリートに足を運びました。

アニメストリート2

なんだ、この寂れ具合は!
去年の3月にオープンした時にはニュースにもなり、賑わっていたようですが、思いのほか閑散としており、プロジェクトとしてはどうも失敗の匂いが漂っていました。

そのまま高円寺まで行き、庚申通りと純情商店街をしばし散策。
高円寺は、昭和の雰囲気が漂うお気に入りの街です。

「サンカクヤマ」という古本屋さんで赤塚不二夫の作品集を購入。

赤塚本

その後、再び阿佐ヶ谷に戻り、編集の仕事を依頼していたグラフィニカさんという会社に行き、編集上がりのデータを受け取りました。
グラフィニカさんは阿佐ヶ谷と荻窪のちょうど真ん中にあるので、そのまま荻窪まで歩いて行きました。

とにかく歩き回ってクタクタに疲れたので荻窪駅前の「珈里亜(カリア)」さんという喫茶店でしばらく休憩。

カリア1

かりあ2

カリア3

スマホで調べてみたら、そこは47年前からある古い喫茶店でした。
私が荻窪に住んでいた四半世紀前から余裕であったことになりますが、あの頃は喫茶店に入る余裕などなかった時期だったので、感慨深いものがありました。

そして帰宅。

ゆっくりお風呂に入って疲れを癒しました。
久しぶりの休みを堪能し尽くした一日でした。

可憐な花

道端で見つけた可憐な花を題材に一首詠みます。

昭和の日 可憐な花のメッセージ
ありの~ままに生きていこうと

2015年04月24日 (金) | 編集 |
今日の昼食は、中野サンモール内の「富士そば」さんで、映画「クレヨンしんちゃん おらの引っ越し物語」とのコラボメニュー「桜小えび天そば」を頂いてきました。

20150424_120015.jpg

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ささやかな願望を実現!

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美味しかったです。

早く映画の方も観たいなぁー、と思う今日この頃。



2015年04月22日 (水) | 編集 |
ある会社の制作さんから、今やっている仕事の追加をお願いされました。
今、子供達の間で圧倒的な人気のあのアニメです。

私が担当したシーンはすでにレイアウトとラフ原は終わっていてチェック待ち状態。
ところが、いまだにどうしても撒けないシーンがあって困っているとのこと。

お世話になっている制作さんなので何とかしてあげたいと思ったものの、絵コンテを見てみたら、さすがに撒けないだけあって大変なシーン。
しかも三日であげてほしいとのこと。他の仕事や授業もあるし、どう考えても無理があったので丁重にお断りしました。

結局は誰かがやるのでしょうが、私なんかより、ずっと上手くて手の速い人が見つかることを祈りたいと思います。
本当に制作さんのご苦労には頭が下がります。

制作進行

でも、こんなかわいい制作進行さんに頼まれていたら受けていたかも。



2015年04月20日 (月) | 編集 |
「アドラー心理学実践入門(岸見一郎著)」という本を読了しました。

アドラー

アドラーと言うのはフロイトやユングと並び立つ偉大な心理学者です。
全編、知的興奮が覚めなやらぬほどに、すこぶる興味深い内容でしたが、その一部を紹介しましょう。

「ありのままに」生きることの重要性に触れていました。

ありのままに生きるとは「自分は今のままで何もしなくていい」と言うことではなく、「他の人からの評価に一喜一憂しないで、人がどう見るかと言う『人の自分についてのイメージ』から自由になるということだそうです。
人が自分に対して持つイメージや期待に自分を合わそうとしなければ自由になることができます。
人の目を気にして、自分を実際以上によく見せることはありません。
このことは現実のありのままの自分を見せるという決心をするということですから勇気が入ります。
しかし、実のところ、人が自分をどう見るかと言うことが気にならなくなり、このありのままの私でいいのだと思えた時、すでに大きく変わっているというのです。
自分を変えようとする努力を止めた時に、人はもう変わっていると言うアドラーの考え方には目から鱗が落ちました。

そこで思い出したのが「アナと雪の女王」。

エルサ1

アナ雪のエルサはお城を出て抑圧していた自分を開放したときに至福の悦びを得ましたが、人との関係性の中にこそ幸福があるのだとすると、ありのままに生きることのまだ第一段階だったと思われます。
人は、人と人の間に身を置いてこそ人間となります。
人々に対してありのままの自分をさらして見せて、人々がそれを受け入れた時に、ありのままの自分と幸福が一つとなって彼女は大きく変わったのです。

読後、私自身も本当の意味での「ありのままの自分」を生きていきたいと思いました。
また、講師としては、人の目ばかりを気にして苦悩している青年達に、ありのままの自分で良いのだ「レリゴー!」と導いていける指導を心掛けたいと思いました。

2015年04月19日 (日) | 編集 |
今朝は7時半に妻と一緒に自治会の集会所に行って、掃除をしてきました。
当番だったからです。

久しぶりに行った集会所には自治会の旗が掲げられていました。

三丁目マーク

このロゴマークは私が10年くらい前にデザインして採用してもらったものです。

帰り道には所々に可憐な花が咲いているのを見つけて、意外と花が多い町であることを再発見しました。

花1

花2

8時半に帰宅してすぐに出勤。
駅までの道のりにも綺麗な花がたくさん咲いています。

花3

花4

これらの花をデザインしたデザイナーさんがあっちの世界にいることを私は信じています。
私もいずれ肉体への転生を卒業した暁には、あっちの世界でクリエイティブなお役目を頂きたいものだと思っています。

2015年04月18日 (土) | 編集 |
今月に入ってから雨の日が非常に多く、早くも梅雨入りしたのか、と思ってしまうほど。

また、いまだに冷え込む日も多く、氷河期に入ったのか、……とは、さすがに思いませんが、異常気象のレベルではありますね。

でも、今日はつかの間のポカポカ陽気となりました。
仕事の合間に買い物に出かけ、春のうららかさを味わって来ました。

ところが戻ってみるとアンプスの土曜ゼミの開始時間に食い込んでいて大慌てで教室に!
ついつい時間感覚がなくなっていて、学生達に迷惑をかけてしまいました。

二度とこのような失態は致しません。
武士に二言は無いでござる。

春うらら

全部、春うららのせいだ。



2015年04月17日 (金) | 編集 |
今朝、8時に家を出ようとしたら、愛川欽也氏(キンキン)死去の報道があり、ついつい30分ほど見いってしまいました。
キンキンは、子供の頃からラジオや映画、ドラマやアニメ、バラエティー等で親しんできた俳優さんなので、感慨もひとしおです。

img_2.jpg

私もキンキンのようにユーモアがあって、エネルギッシュで誰からも慕われるような人間になりたいし、キンキンとケロンパ(うつみみどり)のような、仲の良い夫婦でありたいとも思います。
また、亡くなる直前まで仕事をしていた姿も私の理想とする所です。

生ききった姿には感動があります。
誰でも可能性としては明日、死を迎えることだってあり得るのですから、死を思い煩うよりも、どう生ききるかを常に念頭に置いて生きていきたいと決意を新たにさせて頂きました。

キンキンのご冥福を心からお祈りいたします。



2015年04月13日 (月) | 編集 |
前回に引き続き、小説ネタです。

川村元気著「世界から猫が消えたなら」を二日で読了。

猫が消えたなら

ラノベのような一見軽いノリの本でしたが、考えさせられることの多い小説でした。
自分にとって、と言うよりも人生において「本当に大切なもの」とは一体何なのかを深く考えさせられました。


と言うことで、「喪失」をテーマに、2首詠みます。

何か得るためには何かを失うと
言う法則が宇宙にはある


執着を捨てた心の空白に
降り来たるのは本当の自分

2015年04月08日 (水) | 編集 |
「アルジャーノンに花束を」という小説を読み終えて、とても感動しています。

あるジャーノン

訳者あとがきで、訳者の方自身がこの本に出会えて本当に幸せだったと書かれていたのを読んでまた涙。
この本を貸してくれたHさんにも感謝。

一つの創作物が多くの人に感動や気付きを与えたり、それが連鎖していくことって、素晴らしい事ですね。
ちなみにこの小説のテレビドラマがもうじき始まるようです。
私もそんな素敵な創作物を創りたいと思うし、せめて関わりたいと心底思った次第です。

話は変わって今朝のこと。
結構な勢いで雪が降りました。

おそ雪

4月だというのにビックリです。

そこで一首。

お花見で桜吹雪を愛でたあと
ホントの吹雪の日がこようとは