現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2015年02月28日 (土) | 編集 |
原画の依頼を受けた作品が、なんと「777話」だと言うので一も二もなく受けてしまいました。

なんつったってラッキーセブンですからね。

777.jpeg

偶然ならざるメッセージを感じた次第。

数年来やっている仕事なので私にとってはレギュラー作品なのですが、これまでに仕事の調整がつかず断ることも幾度かありました。

しかし今回の記念すべき777話は、人として人間として断るわけにはいきません。

内容的には、小学一年生(本当は高校生)が殺人事件を解決すると言う国民的長寿アニメです。

現在19年以上続いているとのことですが、調べてみたら、その上をいく20年以上続いているアニメがいくつもありました。

これらがそれだー!!

「忍たま乱太郎」21年

「クレヨンしんちゃん」22年

「ちびまる子ちゃん」22年

「アンパンマン」26年

「ドラエもん」35年

「サザエさん」45年


この中でやったことがある作品は「忍たま」「クレしん」「アンパンマン」の3作品。

「ちびまる子ちゃん」は大好きな作品なので、やってみたい気持ちは山々なれど今のところ縁がございません。

関係者さまーっ、よろしくお願い致しまーす!

スポンサーサイト
2015年02月21日 (土) | 編集 |
私が監督をした単発作品(昨年12月に納品)のクライアント様からご招待を受けて昨日、昼過ぎから、アンプス社長のN氏とともに熱海に行って来ました。

新幹線のチケットまで送って頂いての小旅行です。
東京から熱海までの45分間、日頃の満員電車とは全く違い、車窓を流れる景色に癒されながらの優雅な移動を楽しませて頂きました。

熱海ではMOA美術館で「尾形光琳300年忌記念、光琳アート、光琳と現代美術」展を鑑賞させていただいた後、お食事の接待を受けて来ました。

尾形光琳は江戸時代初期の絵師ですがその系譜を受け継ぎ、大胆でデザイン的な手法を用いた作家たちを括って琳派と言うそうです。
その源流は桃山時代まで遡るそうで、尾形光琳はそれを発展させた一人なんだそうです。

尾形光琳と言えば最も有名な作品はこれ。「紅白梅図屏風」

紅白梅図屏風

リアルで静的な紅梅と白梅、その間を流れるデザイン的で動的な川のマッチングが見事で素晴らしい作品です。
まさに天才の成せる技としか言いようがありません。

しかし、尾形光琳が画業を生業にしたきっかけは、家業が傾いて経済的に困窮したからだったそうです。
このような成り行きもまた、大きな目で見れば必然なのでしょう。

才能というものはあらゆる手立てを使って芽吹き、開花しようとするもののようです。
最も一般的な方法は宿主にワクワク感を抱かせて努力や取り組みを促すこと。
そしていい師匠や仲間、ライバルとの出会いをセッティングすること。
更には尾形光琳がそうだったように、その道に進まざるを得ないような状況や環境を作り上げることのようです。
偉業を成し遂げた使命の人たちの人生は、必然を内包した偶然を積み重ねているものです。

今現在、活躍中の作家の中にも琳派と言われる人がおり、それらの作家の作品も数多く展示されていました。
特に驚いたのは会田誠。
氏の作品は3点展示されていましたが、これは「群娘図(ぐんじょうず)」と言う作品の半分くらいです。

群娘図

女子高生をモチーフにすることが多く、結構エロティックな作品も多いこの人もまた琳派だったとは!
この人は「会田誠展、天才でごめんなさい」を開催しているだけあって、まさに自他共に認める天才なのです。

圧倒的才能の結晶の数々を堪能させて頂き、とても有意義な時間でした。

観賞後の食事会では美味しい和食のコースと日本酒を堪能させて頂き、ほろ酔い気分で東京に戻りました。

熱海駅

食事の席で、私が「妖怪ウォッチ」をの原画を描いている話をしたら、先方のお子様たちが大ファンだとのことで話が大いに盛り上がりました。
「妖怪ウォッチ」効果、恐るべし。
と言うことで今日、ささやかなお礼のつもりで3枚色紙を描いて送りました。

色紙妖怪





2015年02月16日 (月) | 編集 |
今日は拝み倒されて、見たこともない作品の二原を3カット取ってしまいました。
割りに合わない内容だったので後悔してますが、受けた以上はやるしかありません。

割りに合うか合わないかの金銭的ボーダーラインは、アニメの仕事ならば時給に換算して(二千円と言いたいところですが現実的には)千円ですね。
ただ、金銭的には割りに合わなくとも「この作品には関わりたい」というモチベーションで請けるケースも当然あります。

今、一人原画で作画監督させてもらっている「くつだる」と言う5分くらいのアニメは、全部自分の絵と動きになるので、やりがいがあるし、描いていて楽しいです。
おまけに金銭的にも割りに合っています。

実はこの仕事を振ってくれた制作さんは、このブログの冒頭で触れた二原を依頼してきた人でもあるのです。
今回はそんな恩義を感じて請けたという訳。

義理が廃ればこの世は闇(by人生劇場)ですからね。

2015年02月14日 (土) | 編集 |
今日はバレンタインデー。

妻をはじめ、スタジオの子や学生たちからチョコを頂きました。
本当にありがとうございます。

チョコ

たとえ義理だとしても気持ちが嬉しいですね。

そこで一首。

バレンタイン 嬉しく思うその気持ち
義理がすたればこの世は闇だ


2015年02月11日 (水) | 編集 |
今日は建国記念日なので、というわけではありませんが、仕事の区切りがついた上、珍しく授業もイベントもなかったので仕事を休みました。
正月休み以来、今年初めて取ったお休みです。

朝はゆっくりお風呂に入って、優雅に朝食を取りました。
自分の部屋の断捨離を決行し、たくさんのごみを出しましたが、途中で(お約束とは言え)昔のアルバムに見入ってしまいました。
子供たちが小さかった頃の写真を見ると様々な思い出がよみがえってしまいます。

昼過ぎからは妻と一緒にマンションの何軒かにあるお願い(ブログに書くことじゃないので)をして回ったあと、近くに出来てから一度も行ったことのなかったカレー屋さんに行って昼食を取りました。

タージマハル

タージマハルという店名で、コックもホールもインド人と言う本格的なインドカレーのお店です。

タージマハル店内

妻はチキンカレー、私はビーフカレーを頂きましたが、とても美味しかったです。

ビーフカレー

最初はナンで頂きましたが、おかわりは自由だったので、次にはライスを頂きました。

カレーのライス

その後、ペットショップとか洋品店とか、ご町内の色んなお店を回った最後にTSUTAYAさんでDVDを1本借りてきて自宅で鑑賞しました。

シュガーラッシュ

それは、学生に薦められていたディズニーの「シュガーラッシュ」という3DCGアニメ。
とても面白く鑑賞しました。

祝日と言うと、私が子供の頃は玄関に国旗を掲げる家が多かったものですが、いつしかとんと見なくなりました。
昭和は遠くなりにけり、と思うことが最近多いなぁ。

国旗


2015年02月10日 (火) | 編集 |
早朝、外に出た妻が、すごいものを見たと言う。

それは、遠くのビル郡の向こうから昇ってくる日の出の太陽だ。
それだけなら普通なのだが、その太陽のさらに後ろに山があったと言うのだ。
光が強くてそう見えるのかと思い、目をこすってよーく見直してみたのだが、間違いなく山より手前に太陽があったと言うのだ。

つまり、太陽は今まで我々が思っていたよりも遥かに小さいと言う事になる。
というよりも、太陽は地球がその回りを周回する恒星ではなく、地球の内部から出てくる衛星であったのだ。

これは、天動説とか地動説とかを遥かに凌駕する事実であり、まさに新たなるコペルニクス的転回と言えよう。
聖徳太子が宣った通り、日本はまさに「日(ひ)出(いず)る国」だったのだ。

そんな時、テレビのショップチャンネルで、花畑牧場のホエー豚ジンギスカンセットが格安で買える事を知り、あまりの美味しそうな映像にほだされて即注文。

ホエー豚

そこで一首。

太陽の恵みがありて花畑
ホエー豚との邂逅嬉し


※邂逅(かいこう)とは偶然の運命的な出会いのことです。

2015年02月08日 (日) | 編集 |
昨夜、Y校時代の教え子が大量の栄養ドリンクを差し入れに持って、スタジオを訪問してくれました。

ドリンク

その後、中野の台湾料理屋さんで食事をしました。
「味王」と言う店で、店員さんが台湾の人のようで意思の疏通に若干の難はありましたが、店名の通り味は良かったです。

中野には無数のお店があるので出来るだけ同じお店には入らず開拓したいと思っています。

さて、卒業生の彼とは10年ぶりの再会です。

彼は卒業後、何年かは3つのスタジオを転々と移りながらアニメーターをしていたのですが、首の手術をしたのを機にアニメをやめて、今は真っ当な会社に勤めています。
去年付き合い始めた彼女がいて、彼女のご両親にも挨拶に行ったとのこと。

在学中から苦労ばかりしてきた彼なので、幸せになってもらいたいと心から思いました。

当たり前のことですが、人それぞれの人生があって、それらが交錯し、そこに出会いや別れがあると言うことに、しみじみと感慨を覚えます。

人とふれ合う時には、善意を感じる事もあれば損得勘定や悪意を感じる事もあります。
それらが、いいとか悪いとかではなく全てが学びであると捉えるようにしています。
少なくとも自分は、裏表なく常に善意を発していける人間でありたいと思ってはいますが、果たしてどんなものでしょうか。


今日、現場研修に通いはじめて一週間経つ2年生のMさんが、一週間の報告に来てくれたので、1時間くらいお喋りをしました。

研修自体は大変だけれど、とても雰囲気のいい職場なので本当に良かったです、とのこと。
なにより、なにより。
今日は日曜日でお休みですが出来れば行きたいくらい、という瑞々しい意欲をキラキラした目で語っていました。
素晴らしい!

今はまだ、穏やかな海への航海が始まったばかりなのでしょう。
というか、まだ港すら出ていないのかもしれません。
今後、間違いなく襲いかかってくる幾つもの嵐を乗り越えながら、そのたびに成長していってほしいと心から思ったおばた先生でした。

2015年02月03日 (火) | 編集 |
昨日、会社を経営している友人のS君がディレクターのS氏を連れてスタジオにやって来ました。
S君は葛西の専門学校に勤めていたときの同僚であり友人です。
彼は去年、満を持して「VOXEL」という3DCGの会社を立ち上げ忙しい日々を送っているようです。

スタジオや教室を一通り案内したあと、3人で中野の飲み屋街にどーんと繰り出しました。

彼等の本来の目的は、手描きアニメのスキルを3Dアニメのグレードアップにつなげることについての相談だったのですが、話題がUFOや宇宙人の方に流れてしまい、大事な話がほとんどできないままにタイムアップ。

その手の話は私の得意分野ではありますが、大抵はドン引きされるため普段は封印しています。
ところが昨夜はS君がやたら聞いてくるので、ついつい封印を解いてしまった次第。

取っ掛かりは、私が子供の時に宇宙人に誘拐された話でしたが…………おっと、ドン引きされるので、このへんでやめときまーす。

ぐれい