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現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2014年04月19日 (土) | 編集 |
過労からうつ病になり、自殺してしまった大手アニメ制作会社の制作進行さん(28才)に労災認定がおりたというニュースが駆け巡っています。

カルテには月600時間の勤務という記録があったとのこと。
過酷な労働を強いられている制作進行さんを日々現実に見ているので、驚きはしましたが、さもありなんとも思いました。

絵コンテや設定の遅れが現場に迷惑をかけても全ての苦情は制作進行さんにぶつけられるので、肉体的だけでなく精神的にも相当に辛い仕事だと思います。

彼の死が業界に一石を投じるのか、はたまた「何とかしなきゃね」と一瞬ささやかれるだけで、あいも変わらぬ状態が続くのか……どうも後者の可能性が大に思えて仕方がありません。

負のスパイラルから脱け出せないアニメ業界の体質を改善させるには、どこから手をつければいいのでしょうか。
業界内にある、いくつかの組織が手を取り合って運動を起こしてくれるならば、出来る範囲で協力したいと思います。

スケジュールに追われ、自転車操業を続ける個々の会社や個人では問題意識を持つ余裕すらないのかもしれません。
また、愚痴は言うけれど問題意識を持とうとしない意識の低い人達が多いのも事実。

先ずは、「彼の死を無駄にしちゃいけないね」と思うこと、そして語りあうことから始めましょうよ!



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