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現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2014年03月01日 (土) | 編集 |
仕事の忙しさが一山(というか連峰状態でしたが)を越えたので、一昨夜は早めにあがって念願の映画「永遠の0」を妻と観て来ました。

吉祥寺プラザという情緒溢れる古いタイプの映画館で、観客は我々を含めても10人未満だったように思います。
この作品は、大好きな「ALLWAYS 3丁目の夕日」の山崎監督の最新作であるし、友人からも強く勧められていたので楽しみにしていました。

号泣こそしませんでしたが、大いに感動したし、色々と考えさせられました。
特攻隊員として26才で戦士した祖父のことを孫である26才の青年が調べていくという話で、映像的には、過去と現在が交錯しながら映し出されていきます。
次第に、壮絶な祖父の半生が明らかになり、秘められていた意外な事実も明かされていくという展開。

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どんな人にもドラマがあるわけですが、生きていく以上は傍観者ではなく、名作の主人公らしく生き切っていきたいと心から思いました。

海外の人々だけでなく、日本のかなりの人たちも特攻を現代の自爆テロと同じように捉えているようです。
日本人としては特攻を自爆テロと一緒にして欲しくないとは思いますが‥‥‥それでは、自爆テロをするイスラム過激派を我々はどう思っているでしょうか?
マインドコントロールされた狂信者として嫌悪感をもって捉えている自分に気がつきました。
いいとか悪いとかは別として、自爆テロ犯にもそこに至るまでの間に様々な人生ドラマがあったはずです。
もちろん、一般市民を巻き込む犯罪は許されないことですが、彼らの心の葛藤や夢や希望や愛に視点を当てたドキュメントがあってもいいと思うし、彼らをそこまで追いつめている強国のエゴや論理も検証されるべきだと思います。
物事は一面からだけ見ていたのでは本質を見誤るものですが、そんな過ちを私たちは結構しているような気がします。

ところで、私は自分の祖父の事を全くと言っていいほど知りません。
父方も母方も私が生まれる前に亡くなっているからです。
二人の祖父は如何なる状況下に生きて、何を思い、どのような人生を歩んだのだろうか?
この映画を観たことで、祖父たちのことを「知りたい」と強く思うようになりました。

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