現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2013年08月31日 (土) | 編集 |
8月が終わる。
夏休みもなく駆け抜けてきた。
一時期は11本もの仕事を抱えている時もあったが、今は適正な数への調整に入っている。
いずれにしてもこのまま、年末迄、駆け続けることになるのだろうなぁ。

忙中閑の楽しみは、テレビドラマの「半沢直樹」と「孤独のグルメ」。
それと「いい部屋ネットCM(赤い傘編)」の深田恭子ちゃん。
かわいすぅ。

ふかきょん

ていうか、こんなに頑張っているんだから、いつか倍返し、いや10倍返しのご褒美がきっと待っている…に違いない。
10日間くらいのヨーロッパ旅行がいいなぁ。

健康であることに感謝しつつも、いかんともしがたい中年腹を何とかしようと、実はこの夏、ダイエット作戦を決行しています。
最初に取り組んだのが、「巻くだけダイエット」。
ダイエットベルトというのをおなかに巻いて日常活動をしていれば良いというもの。
そんな馬鹿なと思いつつも、専門家による理論的根拠を信じてやってみましたが、全く効果なし…というより若干増えてしまう始末。
そして今取り組んでいるのが、バラエティ番組で見た「オチョダイエット」。
腰を八の字に回す動きを8回やるのが1セットで、1日8セットやれば2週間後には腹回りが15センチ減るというもの。
成功したらご報告しまっす。

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2013年08月23日 (金) | 編集 |
一昨日のことです。

夕刻6時から阿佐ヶ谷の大手スタジオで作画打ち合わせが予定されていました。
私は2、3分前という理想的な時間に着いたのですが、前の人の打ち合わせが押しているとの事で、結局1時間待たされました。

しかし、その間に私の15年前の教え子、8年前の教え子、4年前の教え子が次々と挨拶に来てくれて、退屈することなく価値的に待ち時間を過ごすことができました。
記憶から漏れてしまっている子もいて申し訳ないのですが、トータルすれば教え子は二千人くらいはいるのでお許し下さい。

最近「進撃の巨人」というアニメが話題を呼んでいてます。
見学者とかに好きなアニメを尋ねると、最近はみんな進撃進撃と言うのでどんなもんかいなと思って見てみたら巨人が人を食べる凄絶な作品でした。
キャラクターデザインと総作画監督をやっているのが浅野君という私が担任していた教え子だったので嬉しく思いました。

それ以降、進撃の話題がでるたびに浅野君は教え子なんですよと言うとスゴーイとか言われて悦に入っています。
凄いのは浅野君であって私ではないのですが、教え子の活躍や成長を知ることは先生にとってはよろこびなのです。

ただアニメーターだけをやっている人には味わえない醍醐味かもしれませんが、もちろん相当なる大変さもあります。 

2013年08月20日 (火) | 編集 |
以前、夫婦同士で親しくさせていただいていたAさん夫婦のご主人が亡くなられた時、ふと見上げた空に描かれていたひこうき雲を見て、妻は「あっ、Aさんが挨拶してくれている」とつぶやいた。

三日前、二人で映画「風立ちぬ」を見たあと、見上げた大空に、それは長~いひこうき雲がやはり描かれていた。
映画のエンディングでユーミンが歌う「ひこうき雲」を聞いたばかりだったので、偶然ならざるものを感じてはいた。

実は、昨夜わかったのだが、その日、妻の30年来の友人であるIさんが亡くなっていたのだ。

独身時代にはアパートの一室に二人で暮らしたこともある友人だった。

Iさんのその後の人生は、離婚、病気、二人目の人との死別等々、波乱万丈の30年間だった。

その間、妻はいつも寄り添い、彼女を励まし続けてきた。

もう逃げたいと思ったことが何度もあったという。

それでも寄り添い続けてきた。

「あの子の命はひこうき雲♪」というフレーズがよぎった。

あの日のひこうき雲は、Iさんから妻へのお別れと感謝のメッセージだったのだ。


hikouki.jpg

2013年08月18日 (日) | 編集 |
今日は思い切って「風立ちぬ」を観てからスタジオ入りをしました。
前回、吉祥寺の映画館に行ったにもかかわらず、満員のため観られなかったので、今回は絶対に混まない「新座シネプレックス」に車に乗って妻と行ってきました。
9:40~12:00の回でしたが、案の定ガラガラ。

いやー、良かったです。
溢れるような切ない思いに駆られつつも、大いに感動しました。
でもガキンチョには絶対分からない映画だろうなぁ。
かなり賛否両論があるようですが、否定派の人たちはきっとピュアな精神をもちあわせていないのではないでしょうか。

風立ちぬ2

なんといっても、主人公のエンジニア(クリエーター)としての一途な生き方、菜穂子と運命的な出逢いをした男としての一途な愛には共感しましたし、そうありたいとも思いました。
ここに共感できない人は感動できるわけがないし、そのような人たちを引き込むことができなかったという意味では不完全な作品なのかもしれません。

しかし、ヒットさせることを絶対条件とした子供たちの為の映画を作り尽くした宮崎監督が、最後の最後に初めて自分の作りたい作品を作ったのだとしたら素晴らしいことだと思うのです。
何はともあれ、宮崎監督の最後の作品になるかもしれないので、絶対に劇場の大画面で観たいという思いが私にはありました。

宮崎駿氏は私にとってアニメーターになりたいという強烈な思いを抱かせてくれた人の一人だからです。
宮崎さん、本当にありがとうございました。