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現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2012年10月22日 (月) | 編集 |
一昨日、秋葉原駅前のビルでクリエイティブ系の学校に特化した進学相談会があり、私は作画のデモンストレーションをやるために行ってきました。

40分間トークしながら絵を描き続けるというもので、私にすれば慣れたもので、バッチリと決めてきました。

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数年ぶりに降り立った秋葉原駅

会場にはT校時代の同僚Bさんがおり、久しぶりの再会で懐かしくおしゃべりしてきました。

T校は数年前に二年間だけ勤めた職場でした。

そしてその二年間は、社会人になって唯一アニメから離れた時期でもありました。

絶対にリストラや減俸をしないという磐石な学校法人だったので、辞めなければ生涯、安定が約束されていました。

そこでの仕事は教務といい、マンガやイラストの学生の担任業務で、講師は外来オンリーだったので授業をもつことはありませんでした。

自分としても年も年なので、いい加減、絵を描くことから卒業して家庭のためにお勤めしようと決意し、毎日背広を来て1時間45分かけて西葛西まで通勤していました。

しかし、心がノーと言ってるのに口がイエスと言う生活はストレスを蓄積していきました。

職場の仲間たちはいい人ばかりで不満はなかったのですが、自分に嘘をつき続けることは耐え難く、二年後には退職願いを出して、私をアニメの講師として迎えてくれる学校に移り、更にその二年後にはアニメーターとして現場復帰もしました。

安定というものらは遠ざかりましたが、自分に嘘をつかない生き方にはストレスがなく輝きがあります。

T校時代はマンガやイラストの先生や業界の人達とも触れあえて多くの学びがあり、自分の幅を広げることができたので感謝しています。

仕事で韓国とアメリカに行けたこともいい思い出です。

しかし、私は今後、生涯、自分に嘘をつかない生き方をしようと思うし、学生たちにも訴えていきたいと思っています。

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