現役アニメーターであり,アニメ教育にも命をかけているおばた先生が,日々の出来事や思いを綴ります。2012年1月以前のブログはこちら→http://ameblo.jp/obatasensei/
2012年08月24日 (金) | 編集 |
今日、1時、息子の子供(孫)が産まれました。

3220gの男の子で名前は竜輝(たつき)。

tatu ki t


夜、会いに行くと、そこにはとても小さな存在がいました。

でも、魂的には自分より格上のような気がしました。

この子が生きる未来が、争いのない、差別のない、いじめのない、貧困のない、原発のない世の中でありますように。

先ずは自分自身の心から、それらを駆逐していくことが第一歩なのだと思います。

スポンサーサイト
2012年08月10日 (金) | 編集 |
日々、オリンピックの熱戦が繰り広げられ、喜んだり悔しがったり、もう大変です。

卓球の団体戦は強豪中国に敗れ銀メダルになりましたが、インタビューに対する愛ちゃんの涙の受け答えには感動の涙を禁じ得ませんでした。

「20年間頑張ってきて良かった」という一言に込められた重さを私は誰よりも知っているつもりです。

彼女が三歳のころから、ずっと見守ってきたのですから。

しかし、スポーツ観戦では、勝ち負けにこだわると、相手のミスを喜ぶとか失敗してくれと願うとか、要するに人の不幸を期待するような集団心理が働くことがいやですね。

愛国心はいいのですが、その裏返しが他国への憎悪に繋がってしまうのは、むしろ悲しいことです。

このようなネガティブな情念の延長線上に戦争があることに、我々はもういい加減、気付かなければいけません。

人を殺すことが人間として最も悪いことだと誰もが知っているのに戦争がなくならない理由はそこにあります。

技術を称賛しあい、健闘を讃え合うような気持ちの良いスポーツ観戦がしたいものです。

2012年08月06日 (月) | 編集 |
昨日、「おおかみこどもの雨と雪」を妻と観てきました。

新宿ピカデリーで夜の回だったのですが、一時間前に受け付けに行った段階で残席は五つくらいしかなく、妻とは離れた席になってしまいました。

日曜日とは言え、すごい人気にまず驚きました。

新宿ピカデリーは初めてだったのですが、新宿にこんな大きな映画館があったことを知りませんでした。

映画については、突っ込みところは満載ですが、とんでもない設定の中に喜怒哀楽の人間ドラマがしっかりと描かれていて良い作品だったと思います。

絵的には、お多福風邪をひいたようなほっぺたの膨らみに抵抗がありましたが、最後には慣れました。

この映画を観た学生達からいろんな感想は聞いていましたが、親の立場で感ずるところが多々あり、おそらくは学生達とはかなり違った余韻を味わったように思います。

とは言え、メインテーマは母親の子育てであり、子育てにはあまり関われなかった私が偉そうなことを言う資格はありません。

とにかく、一見の価値はある作品ですので、DVDになってからでもいいので鑑賞されることをおすすめします。

2012年08月05日 (日) | 編集 |
往年の大アニメーター、大工原章先生が6月に亡くなられていたことを知りました。

94歳の大往生だったそうです。

心からご冥福をお祈りいたします。

大工原先生は東映動画の創成期からのトップアニメーターとして数多くの長編作品で作画監督を務めてこられました。

ダイナミックなアクションに定評があり、絵柄的にも一作ごとにチャレンジをしてこられたすごい方です。

晩年は東映動画が作った作画スタジオ「スタジオカーペンター」の初代社長としてテレビアニメの作画監督などをしながら若手の育成にあたってこられました。

不肖、私(小幡)はスタジオカーペンターの創立メンバーの一人として大工原先生には多大なご迷惑をかけるとともに、大変にお世話になりました。

ご自宅にも何度かお邪魔させていただいたし、結婚式には私たち夫婦のなれそめを紙芝居にしてきてくださり、それは我が家の家宝になっています。

日本のアニメ史を語る上で欠くことのできない大工原先生のご功績が、この機に再評価され、何か形になることを望んでやみません。

詳細はこちらをクリック



2012年08月05日 (日) | 編集 |
今日は午前中、大宮の高校でイベントがありました。

大宮に早く着いてしまったのでどうしようかと思っていたら、通りかかったさいたま市立博物館で子供向けのイベントを開催していたので覗いてきました。
iriguti.jpg

さいたま市の歴史がテーマでしたが、氷冷式の冷蔵庫やちゃぶ台、蚊帳なども展示してあって、はからずも壺ってしまいました。
tytabudai.jpg
reizouko.jpg
kaya.jpg

私が幼稚園の頃、我が家の食卓はちゃぶ台だったし、冷蔵庫は氷冷式でした。

街には必ず氷屋さんがあり大きな氷をノコギリで切る様子を飽かずに眺めたものです。

ちんどん屋さんが頻繁に練り歩き、夕方には自転車の豆腐屋さんが吹くラッパの音が聞こえてきました。

生まれた時からパソコンやモバイル機器のある今の時代の子供たちは、大人になった時にどのような気持ちで昔を懐かしむのだろうか?